一所懸命VS一生懸命
「一所懸命vs一生懸命」、あなたはどちら派?
時々どちらを使おうか迷う時があります。 どちらだっていいんじゃない、と言われそうです。
そう、意味はどちらも同じなのでどちらを使っても良いのです。でも、「イッショ・ケンメイ」、「イッショウ・ケンメイ」と言葉を口に出してみると、何か「一生懸命」の方が頑張っているような感じがしてきます。
言葉に力が宿るようなそんな感じです。何故かな、母音のせいかな・・・それとも別の理由?いろいろ考えてみました。
あくまでも自分の感性においてですが
「一所懸命」は仕事、約束事、その他趣味など、比較的自分に関しての頑張り、「一生懸命」は家族、患者さん、友人、など、自分以外に対しより力を向ける頑張り、
そんなイメージが出てきました。
現在、放送用語としては「一生懸命」に統一されておりますが、「一所懸命」が時代を超えて存続したのは、その文字から感じられる職人気質や頑固な真面目さからかもしれません。
それにしても言葉は難しいですね。